不景気時はどうしても消費者の節約志向が強くなります。休日の外出を減らし自宅で過ごす人が多くなりますが、そんな時に良いレジャーとなるのがゲームなんです。
最近はオンラインゲームやeスポーツの台頭によりゲーム業界に対する印象が変わりつつあります。以前は休日に自宅にこもってゲームすることにマイナスのイメージを持たれていましたが、今では好意的に受け入れられており、「不景気に強く今後の成長が著しい産業」として大きな期待が寄せられています。
不景気時は経費を抑えようと多くの企業は人件費削減や業務効率化に積極的に取り組むようになります。効率化するにはさまざまなテクノロジーを取り入れなければなりません。IT業界は5GやAR/VR、ビッグデータ、スマートホーム、ブロックチェーン、AI (人工知能)、自動運転技術、IoTといったさまざまな技術と関連して他の業界をサポートしているため需要の高い業界だといえます。また、既存製品と最先端技術の融合であるX-Tech(クロス・テック)はIT業界の成長に大きく貢献しています。例えば、金融とテクノロジーを組み合わせてスマートフォン決済を生み出したFintechなど。
まだテクノロジーを取り入れていない分野とITの融合を推し進めることも可能なので、IT業界は今後さらに成長し続けていくことでしょう。そのため、景気に左右されず大きな成長が期待できるIT業界は不景気に強い業界といえるんです。
日用品販売店や通信事業、交通関係はそれがないと生き残れない、いわば生活必需品ですが、ゲームなどの娯楽産業ははっきりいって違います。それらがなくても生き残ることはできますよね。実際、ゲームに全く興味がない人もいます。それなのに、なぜそれらの分野は不景気に強いのでしょうか?
社会的にも優先順位が低く見られがちな娯楽産業ですが、実は多くの人の「生きるための活力」になっているんです。ゲームはなくても困りはしませんが、それを楽しみに仕事を頑張ったり、日々のルーチンワークの1つになっていたり、となかなか手放せない人も少なくありません。そのため、不景気時でもそれなりに需要があるんです。
電車の中を見渡せば老若男女問わず、スマートフォンでゲームをしている人がたくさんいます。「何となく手持ち無沙汰で」とゲームをしている人にとってはなくても困るものではありません。でも、すっかり定着してそれへの依存が切り離せないものとなっています。景気に関係なく需要が高いため、娯楽産業は不景気に強い業界だといわれているのでしょう。
転職を成功させたいなら転職エージェントを利用すべきですが、検討中という人もいることでしょう。ここではどんなメリットがあるのかについてまとめているのでぜひ参考にしてくださいね。
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