逆にこの分野は弱いかも……

不景気時でも強い分野がこちら！

逆にこの分野は弱いかも……

不景気時の転職はNG！な業界

銀行、証券などの金融業界、メーカー、メディア、物流や輸送、人材・教育・ブライダルなどのサービス業、アパレル・化粧品などの小売業界は、生活に余裕がある時に商品やサービスを求める傾向があるため、不景気時は業績が悪化しやすい分野です。そのような状態で人材を新たに採用するのではなく、むしろ求人を控える傾向があるので、転職を希望している場合は厳しい戦いになるでしょう。

「金融業界」

景気が悪化すると企業も個人も節約しようと財布の紐が固くなりますよね。お金の動きが停滞してしまうので、融資を受けることも少なくなります。銀行は手数料や利息で儲けることはできません。また、投資意欲も低下するので証券会社の収益も悪化してしまいます。このようにお金の動きが停滞している状況では人材を採用しようという前向きな気持ちにはなれないため、金融業界では新規雇用が停滞してしまうんです。

「製造業界」

財布の紐が固い＝ものを買わなくなる、ということです。住宅や自動車、家電製品などの高額商品の購入を控える傾向があるため、自動車メーカーや住宅メーカー、家電メーカーなどの業界は軒並み業績が悪化してしまいます。その状態では新規雇用は難しいでしょう。

「メディア業界」

広告、出版、マスメディアなどのメディア業界は企業の広告出稿によって利益を得ています。広告はいわば投資ですが、不景気時は企業も個人も投資に消極的になりがちです。投資目的の支出を控えられたら業績はたちまち悪くなってしまいますよね。そうなれば採用を控えざるを得ません。

「サービス業」

基本的にサービス業は投資や娯楽が多い産業です。不景気になると旅行を控える人や結婚式を控えめにするようになる人が多くなるので、旅行業界やブライダル業界では大きな影響を受けることになるでしょう。教育分野もそうです。家計が苦しくなると塾や習い事への出費を控える家庭が増えるため、業績も落ち込んでしまいます。業績が落ち込んでいるのに新たな人材を登用することはありませんよね。採用も控えるようになるので、不景気に弱い分野だといわれています。

「物流・輸送関係」

財布の紐が固くなってものを買わなくなったり、旅行に行かなくなったり、と人の動きが停滞するようになると物流や輸送を担う業界も需要が少なくなってしまいます。需要が少ないのに供給を増やすことはありません。採用も抑制されてしまうでしょう。

「小売業界」

不景気時は娯楽に費やす金額を抑制するようになります。洋服や化粧品の購入を控える人も少なくありません。それらの業界の業績は大きく落ち込んでしまうため、採用意欲も低下してしまいます。

この分野はNG！不景気時の転職には弱い一面もあり