自分の経験や実績を洗い出し、企業にアピールできるものに優先順位をつけることで、自分の強みを把握しやすくなります。景気に関係なく転職活動ではどのような仕事に貢献できるかを具体的に示し、採用担当者に好印象を持ってもらうことが大切ですよ。
わずか数分の面接で採用担当者に好印象を持ってもらわなくてはいけません。面接のスキルを磨いて備えましょう。
身だしなみを整え、落ち着いて話し、面接官の話をよく聞いて要点をつかむようにしてください。企業によってはオンラインで面接を行うところもありますが、基本的な部分は対面式の面接と同じです。ただし、面接に使用するツールやインターネット環境については事前に確認しておきましょう。「これから面接なのに不備があって使えない」なんて事態になったら面接そのものが失敗してしまいます。Web面接では背景が映り込んでしまうので注意してくださいね。部屋の中が見えないように壁を背にするなどの対策が必要です。
条件を妥協したくない気持ちはわかりますが、景気に左右されやすい業界を希望している場合はそうもいってられません。時には企業に求める条件のレベルを下げることも検討しましょう。入社後の景気回復や企業の成長を見越して幅広い選択肢を持つことで、自分の希望に近い転職先を見つけやすくなります。
不景気時の転職では自分のスキルが企業とどの程度マッチしているのか、市場価値を確認しておくことも大切です。市場価値を確認する方法は以下の通りです。
まずはキャリアの棚卸しです。これまでの経験や実績を確認し、自分のキャリアを棚卸ししましょう。時系列でこれまでの仕事を掘り下げ、どのような実績や経験につながったのかを書き出しください。
次に自分の長所や課題、伸ばしたいスキルを書き出します。いきなり文章にするのではなく箇条書きにしてからまとめた方が整理しやすくなります。志望動機にも応用できるので、魅力的な応募書類の作成にもつながりますよ。
最後は企業が求める人物像や待遇に自分がマッチしているかの確認です。ミスマッチを防ぐだけでなく、自分に何が足りないのかを知ることができます。もし、企業が求めているものとかけ離れている場合はせっかく転職できても長く続けられない可能性も……。
転職活動を有利に進めるためには転職エージェントの力が欠かせません。転職エージェントによって保有している求人数が異なるので複数のエージェントに登録することをおすすめします。選択肢が広がるので条件に合う求人を見つけやすくなりますよ。
転職を成功させたいなら転職エージェントを利用すべきですが、検討中という人もいることでしょう。ここではどんなメリットがあるのかについてまとめているのでぜひ参考にしてくださいね。
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