自分に合った転職エージェントを見極める

転職を成功に導くために！

自分に合った転職エージェントを見極める

見極めも重要

不景気時の転職活動は厳しい戦いになるため、心が折れて妥協してしまいがちです。そのため「入れるところにする」という人もいますが、それでは転職の目的は達成できませんよ。「こんなはずじゃなかったのに……」と後悔しないように、しっかりと考えてから応募しましょう。そのためにも転職エージェント選びが重要になってきます。実績や利益を優先し求職者の希望を無視するようなキャリアアドバイザーの元ではベストな転職はできません。内定を取ることを目標にするのではなく、やりがいが感じられる職場を探すことを目標に一緒に頑張ってくれる転職エージェントかどうか、しっかりと見極めることが大切です。

見るべきポイントは3つ

転職エージェントが自分に合っているかどうか、見極める時に注視したいポイントは3つです。1つずつ詳しく説明しますね。
1つ目は「求人数」です。求人数が多ければ多いほど、選択肢やチャンスは広がります。どれくらいの求人を保有しているか、チェックしておきましょう。一般的に公開されている求人はもちろん、非公開求人や独占求人の数も考慮する必要があります。非公開求人は「経営に携わる管理職」「極秘プロジェクトの求人」などのように、非公開にする正当な理由があるからあえて一般的な求人サイトには掲載していない求人のことです。一方、独占求人とはその転職エージェントでしか扱っていない求人のことです。
2つ目は「サポート内容」です。転職エージェントによってサポート内容は異なります。自分の状況と合わない転職エージェントを選んでしまうと効率が悪くなる可能性があるので注意してくださいね。例えば、転職が初めての人は面接対策や書類作成のサポートが手厚い転職エージェントがおすすめなんですが、条件につられてハイクラスの求人ばかりを紹介している転職エージェントに登録すると望むようなサポートは得られません。転職も失敗してしまうでしょう。
3つ目は「プライバシーマーク」です。プライバシーマークは個人情報の保護・管理について適切な体制をとっていることを示すもので、日本の業界標準に基づいた基準に適合している事業者のみが使用を許可されています。つまり、プライバシーマークをつけているエージェント＝信頼が高く、安心して利用できるエージェント、ということですね。
応募書類には住所や電話番号、顔写真などを記載します。さらに、履歴書には自分がどのような経歴の持ち主であるかも書きます。個人情報のほとんどを預けることになるので、プライバシーマークを取得しているかどうかはとても大事なチェックポイントです。

転職を成功させたいなら転職エージェントを見極める力も必要